「ほっ」と。キャンペーン
ブログトップ

みつばちと日々のこと

archae88.exblog.jp

カテゴリ:自然物( 12 )

ツルヒヨドリ

今時期、あちこちで花が咲いていて目立つ

この可愛らしい植物、見たことありますか?

a0247891_23316100.jpg


ミツバチもよく訪花していて、いい蜜源植物が増えてきたな

と喜んでいる養蜂家さんもいるんじゃないでしょうか。
a0247891_233830100.jpg


これはツルヒヨドリという植物で、可愛らしい見た目と名前とはうらはら。

環境省の指定する「特定外来生物」に今年8月に指定され、
世界の侵略的外来種ワースト100にも入っています。
国レベルで、在来の生態系に甚大な被害をもたらす恐れのある
外来植物、と警戒しているわけです。

この植物は蔓(ツル)性で成長が速いことから、生育すると
そこに生えている他の植物に絡みつき、一気に樹冠を目指します。
さらに隣の木にも蔓を伸ばしぐんぐん枝分かれして、
あっという間に森ごと覆い尽くしてしまいます。
ツルヒヨドリの巨大な幕に森が覆われるイメージで、違いありません。

そういう状態が森に続くと、元々生えていた植物は
日光を十分に受けられなくなり、
雨を含んだツルヒヨドリの幕が元の木の葉を弱らせて
病気の発生を招くなどして、やがて衰弱していきます。

大体の外来種に言えることですが、
日常生活で目に見えて分かるようになってきてからでは、
防除は、もう手遅れの場合がほとんどです。

まずは、外来種を入れないことが大事で、
入ってしまったら増やさないこと。
さらにできたら駆逐すること。


でももっと大事なのは、
なにが外来種か、わかることです。


そのためにはせめて、近所で暮らしているなじみの顔を
もっと覚えてあげてもいいのではないでしょうか。

みんなが、身の回りに元々いる植物や動物の顔を
なじみの顔として覚えていたら、
見慣れない外来種を見れば、なんだこいつは?って
発見が早くなり、有効な対策もとれるようになるかもしれません。

このツルヒヨドリという外来種は、
山の森から人家の庭まで生えています。

個人でできることとして、
せめて自宅の庭や近所に生えている株を常に駆除する方法は
有効ではないでしょうか。
ただ注意が必要なのは、このツルヒヨドリはとても強い植物で、
切った枝からも再生することがあります。
切ってそのまま打ち捨てていたら余計増えていた、
なんてことになりかねません。
引っこ抜いた根っこはもちろん、刈り取った枝もゴミ袋に入れて
焼却処分にしたほうが賢明です。

近所の株の花を観察していると、ミツバチが訪花しました。
蜜源植物が増えてよかった、なんてとても喜んではいられません。

世界自然遺産に指定されつつある島に住むものとして、
また養蜂家さんなら、なおさらそうあってほしいものです。



ツルヒヨドリの外来生物としての特徴をまとめたものを
環境省が作成しています→



a0247891_23313661.jpg

写真がよくないですが、住宅街での繁殖例です。(沖縄市/駐車場一角)
ギンネムの上を、今年で一気に覆うように増えました。



※花や葉の形状など、見分けがつきやすいよう、
写真も一緒に、後ほど追記します。
[PR]
by archae88 | 2016-12-12 23:49 | 自然物 | Comments(0)

我が家のサクラ

我が家の庭に生えてきた、カンヒザクラの幼木。

庭には鳥がよく来るので、その糞から発芽した小さな幼木を、

2011年4月にポットに移して(引っ越ししても連れていけるように)

ずっと大事に育てていました。



4年目の春になる今年。

先日、とうとう。一輪の花が咲きました。

これから何年と生きるだろう木が、初めて花を咲かせた日でした。


つぼみ観察1日目
a0247891_013163.jpg

つぼみ観察2日目
a0247891_020578.jpg

つぼみ観察3日目
a0247891_014773.jpg

開花 観察4日目 朝
a0247891_0143329.jpg

開花 観察4日目 昼
a0247891_011831.jpg


たわわに葉をつけては落葉を毎年くりかえし、

トトロのめいちゃんみたく、まだでないまだでないって

ずーっと待っていたので、

つぼみを見つけた時は家族みんなで大喜びしました。



さてはて。いくつ花をつけるのかな。楽しみです。

いつか地植えをしてあげて、のびのびと根をはり、

花がたくさん咲いて実がなり、鳥がやってくる、

立派な木になってほしいなぁと思います。

そしてこの木からまた、新しい小さな木が始まったらいいなぁ。

我が家の夢見る木。

これからも、大事に大事に育てよう。




こうして花が見れたのも、毎日毎日水やり世話をかかさない夫と、
家族で旅行の時には、水やりに来てくれた弟くんけんちゃんの
おかげさまです。ありがとう。
[PR]
by archae88 | 2015-01-26 22:33 | 自然物 | Comments(0)

風のなまえ

日曜日は、初夏のような日和でした。

a0247891_5262778.jpg


今、沖縄ではカーチペーと呼ばれる風が吹いています。

風が吹いた日、ニュースよりも早く、

父から、ミーカーチペーが吹いてるぞ、と電話がありました。すごい!

(ミーカーチペー: 新しい吹きたての夏至南風)

カーチペーは梅雨前線を押し上げる南風で、

1週間ほどだけ吹く風です。

この風で西海岸の海に小さな白波が立つ様子が、

白いウサギが飛び跳ねているように見えることから、

「ウサジノチンパニー」と言うのだそうです。

昔はこの風に乗って船を出し、一気に北へ行ったのだとか。

沖縄ではそれぞれの風に名前がついています。

沖縄の人が風と共に生きてきた証です。

私たちも、父母から、風を勉強中です。

この風が止めば、夏が来るかな。




そして蜂場の周りに、いつの間にかひまわり畑ができてました。

次の採蜜では、ひまわりの蜜も入ってるだろうな。

a0247891_5473410.jpg




まだ梅雨明けはしてないですが、

生き物たちが夏の準備をしているのが分かります。

植物も夏のものへ変わってきています。

どんどん夏が近づいていますね。

最後の採蜜、できたらいいな。

春のはちみつじゃなくて、初夏のはちみつ、なのかしら・・?
[PR]
by archae88 | 2014-06-24 11:10 | 自然物 | Comments(2)

宝石

宝石みたいな実を採りにいきました。

a0247891_12363189.jpg


染料になるそうで、染織が専門の友人と探しに行きました。

私たちはいつもミツバチ目線なので、花ばかり気にして、

この木の花は見ていたけど、実は見てなかった。笑

この青緑のグラデーションがなんとも美しくて、瞬間、魅了されました。

一枝頂いて、おうちに飾っていたけど、日に日に

実の色が変わっていってとても美しかったです。












最近の夫の買い物。なたまめ。90円…

a0247891_123191.jpg

[PR]
by archae88 | 2013-11-12 13:31 | 自然物 | Comments(0)

満月と朝日

先日は、暗いうちにする作業があって仕事をしているうち、

夜が少しずつ明けていきました。

a0247891_1513863.jpg


a0247891_1521182.jpg


a0247891_1523118.jpg


白んでゆく景色の中から聞こえてきたのは、

アカショウビンの声でした。

なんともいえない愛らしく涼やかな鳴き声です。

朝方の空気に、とても健やかに響いてきました。

石垣島に行ったとき、

朝方に夫と散歩をしていて、初めて出会い、

その姿と声に、心躍ったのをよく覚えています。

アカショウビンが沖縄へ渡ってくると、

梅雨入り間近と言われているそうです。



アカショウビンにバトンタッチするかのように、

ホウホウ、とアオバズクも鳴いていました。

この場所では、ヤンバルクイナの声も聞こえます。

生き物の鳴き声を聞くと、

あ、あっちの方にあの鳥がいるんだな、

こちらの方にあの虫がいるんだな、って、

姿を思い浮かべながら、想いを馳せることができて、

なんだか嬉しくなります。

そうして私も、自然の一部分なんだな、

って思ったり。


朝焼けの空の中、

眠いようなどきどきするような気持ちで帰りました。

a0247891_1525654.jpg


前方に半透明な白い満月を追いかけながら、

背中には昇ってくる朝日の光を浴びて帰りました。

じんわりとあたたかな陽の光が、

誰かがそっと、

手のひらをあててくれているかのようでした。

a0247891_1511284.jpg

[PR]
by archae88 | 2013-04-29 02:05 | 自然物 | Comments(2)

森の恵み

少し前に、やんばるに住む知り合いの方から、

昔から胃腸によいとされている葉(名前は調べ中)を頂きました。

a0247891_1405219.jpg


お茶にするといいとのことで、さっそくお茶にして、

胃腸の調子が悪い時などに飲んでいます。

a0247891_1425093.jpg


良薬口に苦し、です。とても苦いですが、胃がすっきりします。

胃腸が弱いので、とてもありがたいお茶ができました。




そして、もう今は時期が過ぎてきていますが、

今年はいろいろな山菜を食べてみました。

a0247891_1554014.jpg


アカメガシワやタブノキの新芽は赤くて、

春の陽にあたると、とてもきれいでした。

a0247891_1514730.jpg


葉物は粟国の塩をかけて、てんぷらでいただきました。

a0247891_1144441.jpg


油に入れると、ふわっと花のようにひらいてきれいでした。

ついでに主要蜜源になってるセンダングサも、てんぷらにしました。

これは、たくさん生えている雑草ですが、とてもおいしいです。

種もたくさん服にくっつくし、すぐ生えてくるしで、

よく思われることが少ない草ですが、

食べれるとなると、ちょっと格が上がりそうですね。笑。


そして、ヒカゲヘゴはおひたしで、つわぶきは炒め物でいただきました。

a0247891_116883.jpg


つわぶきは小さい頃から私の地元でも食べていて、

おばあちゃんがよく作ってくれました。

皮をむいていると、とても懐かしい香りがして、

あくで黒くなった指先を見て、おばあちゃんの手を思い出しました。



そしてびっくりしたのが、ヒカゲヘゴ。

切ってみて、ん?見たことある模様。

a0247891_2171517.jpg


なんと、樹皮の模様と同じ模様!

a0247891_218143.jpg


樹皮は側面なのに、これは断面。もしかして?と思って調べてみました。

ヒカゲヘゴは生長と共に葉を落としていくので、

その葉の落ちた痕が、この茶色い模様となり樹皮に残ります。

この新芽も成長し、伸びて開いて葉となるので、

その付け根と考えると、納得ですね。

おもしろい発見でした~。




スーパーで買うものだけが食材ではないことを体感できたわけですが、

やはり、作物ではないのでわきまえが必要です。

乱獲や、同じ場所からの採取は、数を減らしてしまいます。

いざいと同じで、小さいものは採らずに残します。

少しだけ、春の恵みをおすそ分けしてもらう気持ちで、

ありがたくいただきました。

そして、戦時中や戦後、やんばるの人たちは、このような山菜を食べ、

飢えをしのいだそうです。

よりいっそう、森の恵みのありがたさを感じる春の始まりでした。



a0247891_2575282.jpg

[PR]
by archae88 | 2013-02-27 04:00 | 自然物 | Comments(0)

夢のような庭園

雨にぬれた庭園もすてきだ。


a0247891_2292865.jpg








a0247891_2343250.jpg








雨上りの光の庭園もすてきだ。

a0247891_251123.jpg








この温室、一棟買って。と旦那つぶやく。

a0247891_2521771.jpg








a0247891_3285074.jpg






いつ来ても、ため息がでちゃうよ。



私の好きなベンガルヤハズカズラが、夕暮れの中、

ぼんやりとした紫色になっていた。


a0247891_2514868.jpg





a0247891_3113084.jpg




今日は、少し雨が降っていて、

ゆっくり日が暮れていって、リボンの形したランプの灯りを見れました。

沖縄でいちばん好きな場所、かもしれない。



あー、ここに住みたい。
[PR]
by archae88 | 2012-11-25 03:36 | 自然物 | Comments(4)

人知れず生きる木

蜂場のうらの森の中を歩いていると、

素晴らしい木を見つけました。

a0247891_3552763.jpg



ハマイヌビワの木です。

主人よりも大きい、ここは木の根っこの部分。

モスグリーンのような青みがかった色をしています。

お墓を守るように、いえそれより、

お墓がのまれていって木になっていくような。



「これは、中に飛行石があるはずね」



ふたりでしばらく、木に触れてぼーっとしました。

こんなふうに、もっと人知れず、

ひっそりしっかりと生きている名もなき名木があるんだろうな。






ハマイヌビワの木について。

この木は少し変わった生態を持っています。

この木の種は、岩や樹木の上で発芽して、

それを土台に成長する特徴があります。

土台となった木は結果的に呑みこまれ、枯れてしまうので

絞殺しの木とも呼ばれています。

前にも主人が教えてくれましたが、

この木には赤い実(正式には実ではなく花嚢)がなるんだけど、

中にハチがいるんだって。

花が実(花嚢)の中に咲いて (びっくりですよね!)

雄花も雌花も実の中にあって、中にいるハチが

実の中で授粉するんだそう。

そして、その実を食べた鳥によって運ばれ、

糞をしてそこから種が岩や木に着生し、また木になっていくようです。

この木もこのハチも、

互いがいなければ生きていくことができないという生き物です。

ちなみに、沖縄ではガジュマルやアコウなども同じです。



この相手じゃないと生きていけない、なんて情熱的ですね。笑

[PR]
by archae88 | 2012-09-29 11:14 | 自然物 | Comments(0)

まつぼっくり

まつぼっくりがなんだか好きな私は、ちょこちょこ拾ってしまいます。

よく落っこちてるまつぼっくりですが、

まつぼっくりの種を見たことありますか?



a0247891_15194857.jpg


娘がバキバキとまつぼっくりを割ってたので、何してるの?と聞くと、

「まつぼっくりの種とってるの。パパが教えてくれた。」

この隙間に種があるんだってさ。

娘に教えてもらいました。私、初めて見たかも。

a0247891_15375685.jpg




この羽がついてることで、

風にのって遠くまで種を飛ばすことができるんですね。


a0247891_2113816.jpg




植物も虫も動物も、

子孫を残すってことに、とっても賢明ですね。

ミツバチも同じように賢明さを感じます。

人は・・・

賢明だとちょっと愛がないかんじしますね。笑












ちなみに、おうちにあるまつぼっくりを並べてみました。

a0247891_15145553.jpg


ちょーでっかいでしょ!

真ん中がよく見るまつぼっくりで、

右から2番目が、世界最大級(ディガーパイン)と、

一番右は、世界で一番長いまつぼっくり!(シュガーパイン)

(松じゃないけど、左はモクマオウ。右から3番目はナンヨウスギです)


こんなのたわわについてる木、見てみたいなぁ。

でも、落ちてきたら痛そうだな・・・






*まつぼっくりは、種を放ってしばらくして木から落っこちるので、

落ちているまつぼっくりには、だいたい種がないです。

ちょっと開ききってない早めに落ちちゃったのを見つけたら、

中に種があるかもしれませんよ♪

[PR]
by archae88 | 2012-08-28 03:04 | 自然物 | Comments(0)

また、旦那さんが拾ってきてくれました。

a0247891_0142881.jpg


これは、ミゾゴイという渡り鳥の羽だそうです。

沖縄へは、旅の途中の休憩地点といったかんじで、

春と秋に見られるそうです。

なので、これは、、、

死んでしまっていたそうで、その鳥さんから、、、のものだとか。。。

滞在期間が短く、渡っていく鳥なので、死体が見られるのも少なく

標本的には貴重なようです。

ハヤブサにやられたんじゃないかなって。

大事に保管するよ。。。





これは、今日できちゃってた巣。

a0247891_0381046.jpg


蜂にたくさん労力使わせてしまった。。。
[PR]
by archae88 | 2012-04-11 23:12 | 自然物 | Comments(0)