人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

アルカエの日々のこと

archae88.exblog.jp

台湾のアリ調査

だいぶ時間が過ぎてしまいましたが、今年の4月に台湾に行ってきました。
ずっと調べているアリの仲間のサンプリング*が主な目的なのと、もう一つ。

琉球列島の並びにあって、ものすごく興味深い生物相なのはわかりきっていながらも、たった『他国』というだけで思うように行けていない台湾。
琉球島兄弟の末っ子にして最大の面積と膨大な多様性を誇るこの島を見ずにして、琉球の生きものの成り立ちの理解は深められない!

ということで、昆虫に限らずとにかくいろんな台湾の生きものを見つけて観察することも大きな目当てとして掲げていました。

そもそも観光じゃなく生きもの調査だけが目的で海外に出たのは今回が初めてなので、未体験のわくわくが止まらないまま当日を迎えたのでした。。!

台湾のアリ調査_a0247891_15072721.jpg
高雄空港へ。宵闇迫る市場の一角。ここは台湾!


台湾のアリ調査_a0247891_15073422.jpg
前に一度、家族旅行で来たことがあったので台湾のご飯のおいしさは知っていたのだけど、おいし!!


台湾のアリ調査_a0247891_15073888.jpg
今回最も都会の宿だったホテル。地震が活発な時で、夜中にビルが揺れてきしむ音で何回か起きました。。


台湾のアリ調査_a0247891_15074146.jpg
おいしい。ブレックファーストから幸せ


台湾のアリ調査_a0247891_15074695.jpg
まてまてまて
山間部の駐車場をダッシュで駆け抜けるトカゲを本気ダッシュで追いかける。お前は!スィンホーキノボリトカゲだね!?感激。。早速琉球兄弟を感じれて嬉しい(内地の一部で持ち込まれた個体が増えているみたいだけど)。


台湾のアリ調査_a0247891_15075266.jpg
島の中央部から南西側を望む。当然ながら海など見えず。同じ並びの島とは思えないスケール感に圧倒される。


台湾のアリ調査_a0247891_15075661.jpg
見覚えのある姿!沖縄にもいるモリバッタの仲間。なんだか自分の故郷が増えたみたいでとっても嬉しい!


台湾のアリ調査_a0247891_15080604.jpg
アリを探して林床をほじっていたら大きなヤスデが出てきた。存在感がすごい。


台湾のアリ調査_a0247891_15081210.jpg
樹幹に少なくないナガイボグモの仲間。これも沖縄に似たのがいる。やっぱり沖縄と台湾は兄弟だなーと、地味に感動が止まらない。。!


台湾のアリ調査_a0247891_15081762.jpg
標高1500m前後の森の樹上に少なくない着生シダの仲間。植物友達にカザリシダの仲間では?と教えていただきました。かつて石垣島や西表島にもあったとか。


台湾のアリ調査_a0247891_15082425.jpg
現地市販のカップラーメン。食料品のパッケージとかもとても興味深い。


台湾のアリ調査_a0247891_15083958.jpg
見たことあるようでないマツムシの仲間。


台湾のアリ調査_a0247891_15084687.jpg
灯火に飛来したイボタガの仲間!複雑な模様とぬいぐるみ感がすごい!立派な蛾だなあ!。。なんか威嚇するヤマネコの顔に見えてきた!


台湾のアリ調査_a0247891_15090607.jpg
同上。腹面の漆黒の高級感が素晴らしい。日本では沖縄にはいなくて屋久島以北にいる蛾。台湾は緯度こそ低いけど高標高地を擁し、そういった温帯域エッセンスが見られるのも素晴らしいところ。


台湾のアリ調査_a0247891_15091273.jpg
ブレックファーストの袋のイラストが良くてついつい見とれてしまう。なんか懐かしい。


台湾のアリ調査_a0247891_15091657.jpg
オオタニワタリ類の根元をガサガサしていたらヘビが出てきた。八重山にもいるイワサキセダカヘビに似たヘビ。台湾に来る数日前に八重山で見たばかりだったから余計に嬉しい!


台湾のアリ調査_a0247891_15092235.jpg
同上。丸まる習性も同じ。


台湾のアリ調査_a0247891_15092700.jpg
ぜんざいの一種。台湾のスーパーにはこういうのが数種あって、どれもおいしいので買い込んで山での主食としていた。スプーン付き。


台湾のアリ調査_a0247891_15093117.jpg
沖縄にもいるキノカワハゴロモの仲間。どこにいるか、わかりますか?


台湾のアリ調査_a0247891_15094454.jpg
これまた沖縄のムツトゲサシガメによく似たサシガメ。行く先々、全体に虫の影が濃くて、沖縄より虫網に入る虫の量が圧倒的に多い。


台湾のアリ調査_a0247891_15094809.jpg
どういう食べ物かよくわからないけど、とにかくおいしくて好き!


台湾のアリ調査_a0247891_15095413.jpg
頭上で揺蕩う赤花に妙に目がいく。見たことあるようなないような。思えば空港からここまで、ずっとそんな感覚に包まれている。なんだか悪くない。


台湾のアリ調査_a0247891_15100010.jpg
数日間滞在していた山間部は、


台湾のアリ調査_a0247891_15100621.jpg
いわゆる部族が多く住んでいるエリアのようで、イラストや字面もそんな感じ。


台湾のアリ調査_a0247891_15101066.jpg
公園のトイレ。台湾の部族に関しては結構シリアスな話も聞いていたのだけど、こういった観光向けな一面もあるみたい。


台湾のアリ調査_a0247891_15101460.jpg
すぐ横にハードな看板もあった!


台湾のアリ調査_a0247891_15102158.jpg
謎の頭痛がひどかったので頭痛薬を買わせてもらった。一日、虫採りどころでなく車内でぐったり。


台湾のアリ調査_a0247891_15102496.jpg
もちろん飲み物もおいしい!


台湾のアリ調査_a0247891_15102883.jpg
沖縄のヒメシュモクバエに似た種。いる環境も小さな沢の岩盤の上で類似していた。


台湾のアリ調査_a0247891_15103742.jpg
カタアリの仲間。外来種とのこと。沖縄などで無双している外来種アシジロヒラフシアリに似た感じで目につく。


台湾のアリ調査_a0247891_15104228.jpg
オオトモエの仲間。これも沖縄にいるね。親近感ー!


台湾のアリ調査_a0247891_15104777.jpg
凶悪なヤシ。ここまで容赦のないものは沖縄には無い。このすさまじい武装は対何なのか。


台湾のアリ調査_a0247891_15105134.jpg
同上。この場所では沖縄の在来ヤシのクロツグのノリで生えていた。


台湾のアリ調査_a0247891_15105556.jpg
綺麗なクモ。


台湾のアリ調査_a0247891_15110077.jpg
はいおいしい!


台湾のアリ調査_a0247891_15110558.jpg
沖縄のオオシロカネグモに似たクモ。


台湾のアリ調査_a0247891_15111213.jpg
屋台では大きなグァバのカット実に甘酸っぱい梅の粉をつけたものがよく売られていて、これがまたやたらとおいしい!沖縄に粉を買って帰ったけど、再現できる大きなグァバが近所で見当たらないさー。。


台湾のアリ調査_a0247891_15111672.jpg
屋台巡りも楽しい!このブドウ飴もおいしー!


台湾のアリ調査_a0247891_15111948.jpg
おいしいのでとにかく食べまくるのよ。。


台湾のアリ調査_a0247891_15112259.jpg
スーパーの鮮魚コーナーで、沖縄の川にもいるテラピア(アフリカ原産)らしい魚を見つけた。テラピアは汚水に対する適応力が高く、沖縄では街中のドブにもいるから心情的に食用として気が向かないけど、少なくともきれいな川にいるものはとてもおいしい(これを子どもだった僕に調理して教えてくれた父には感謝)。もともと沖縄へも食用として持ち込まれた魚。


台湾のアリ調査_a0247891_15112885.jpg
うんおいしい!もう食い倒れの旅に変更したくなるぐらい。


台湾のアリ調査_a0247891_15113195.jpg
街中の解放的な食堂だと足元までチョコチョコやってくる鳥(標識の支柱の頂点)。


台湾のアリ調査_a0247891_15114429.jpg
木の一部になりきっているバッタの仲間。自然度の高い地域では、林内の低木から施設の植木鉢の植物まで見られた。


台湾のアリ調査_a0247891_15114813.jpg
同上。こんなのは沖縄にいませんねー!たまりませんねー!


台湾のアリ調査_a0247891_15115223.jpg
スジアオゴミムシの仲間?


台湾のアリ調査_a0247891_15115696.jpg
でっかいサシガメ!感動!


台湾のアリ調査_a0247891_15120769.jpg
ヤエヤママルヤスデの仲間。見た目やいかたは八重山のと同じ感じ。

台湾のアリ調査_a0247891_15121264.jpg
ヤマンギ=沖縄のイワサキカレハという蛾の幼虫に似た雰囲気の毛虫。幸い!大きいものは目につかなかった(毛虫が苦手なんです)。



同行していた台湾人の研究者の方に、台湾ではアリのことを『マーイ―』と発音すると教えていただきました。

現地調査のとき、同行者とある程度ばらけてそれぞれ個々で採集することも多く、今回も、僕は単独でアリを探して林床に座り込んで、地面やトレーの中の土をじっと眺めて時間を過ごしていました。

ポイントによっては、トレッキングなどの利用で一般の人がすぐ横を通ることも少なくなく、「何してるの?((たぶん))」と尋ねられることもちょいちょいありました。

そんなとき、台湾語が全く話せない僕は「アイ サーチフォー マーイ―!」とトレーの土を指さすことで乗り切っていました笑。
そしたらだいたいの方が「まあ!」となって、みんな「アリを見てるの!?大変だね!頑張ってね!((たぶん))」と優しいのです。たぶん。


そうやって何時間か経ち、いまいち成果があがらない状況(目当てのグループのアリが採れない、採れるアリが代わり映えしない)が続くと集中力が低下してきがちです。

あるとき、思わず癒されたすごいことがありました。

土をふるって、トレーをのぞき込んで、本日見慣れたアリがまたいるのを見て、
『これは、、さっき採ったマーイ―か?いや初めてのやつか。』
なんて、切れの悪い判断が先行したことがありました。

それからほどなくして、ずっと起動していた登山用GPSアプリが、なんと、たまたま
《あなたのその『まぁいいか』は本当にまぁいいですか?》
と言ったのです!(一言一句はうろ覚えですが、遭難防止の趣旨と取れるそのような言葉を確かに喋りました!もともと様々な声かけを自動でしてくれるアプリだけど、これは初めて!)

初めて聞いたその音声に本当にハッとなって、
『確かに。何ならアリでもない別の虫かもしれない。何もかも不慣れなこの土地で本気でアリ採らないでどうする!』
とひとり気を取り直してアリ探しを続けました。

何年も一緒に山歩きをしたから、ついに通じ合った?笑


台湾のアリ調査_a0247891_15121849.jpg
数日間泊まった宿の周辺。湿潤でありながら風通しの良い素晴らしい環境。


台湾のアリ調査_a0247891_15122459.jpg
印象的だったのは、乾燥に強いソテツが高湿度を好むコケやシダの多い森で元気に生えていたこと。


台湾のアリ調査_a0247891_15122622.jpg
僕はと言えばこんな感じでうろうろ。


台湾のアリ調査_a0247891_15123154.jpg
カワトンボの仲間。こんなに白く粉吹くのはむしろ日本本土の種に似ている。


台湾のアリ調査_a0247891_15124079.jpg
今回、何気に感動したのがこのカエル。沖縄のやんばるの渓流に限って生息しているナミエガエルに近い仲間と思われる。この仲間が台湾にいるのは知っていて、見てみたいと思っていた。やはり同じような山地の渓流部の河道内にいた。


台湾のアリ調査_a0247891_15124610.jpg
その幼体と思われる個体。ひし形の瞳!台湾で会えるなんて嬉しい!


台湾のアリ調査_a0247891_15125491.jpg
渓流には今回のメインのターゲットであるアシナガアリの仲間もいた!沖縄ならサワアシナガアリがいそうな環境。


台湾のアリ調査_a0247891_15125905.jpg
八重山にもいるアイフィンガーガエルの仲間。同じ感じで林内の低木上で目につく。


台湾のアリ調査_a0247891_00205842.jpg
素敵なカラーリングのハナムグリの仲間。沖縄と似たような外見の種に親近感を覚えたかと思えば、急にこういう熱帯アジア感を醸す外国っぽい種がいるのも懐の深い台湾ならでは。期待を裏切らない嬉しさ!


台湾のアリ調査_a0247891_15133260.jpg
コケにくっつく蛾の幼虫。どこにいるかわかりますか?


台湾のアリ調査_a0247891_15133748.jpg
ここです。沖縄でも似た雰囲気の蛾の幼虫がシダについているのを見たことがあるけど、同じ仲間なのかな。


台湾のアリ調査_a0247891_15134131.jpg
何かのサナギを襲っているハシリハリアリの仲間。沖縄のより大型で黒い。


台湾のアリ調査_a0247891_15134840.jpg
サルもいました。とてもおとなしく、採集中、こっちが気にしていなければあちらも気にせず毛づくろいしたりみんなで列になって移動したりしている。人に対して期待も恐れもないといった感じ。おそらく意図的に、人側からの無用な干渉はしていないのだろう。良い関係のように思えた。


台湾のアリ調査_a0247891_15135342.jpg
赤味の強いアシナガバチの仲間。


台湾のアリ調査_a0247891_15135796.jpg
宿のベランダの様子。夜はカーテンを開けて電気をつけておいて、そのままライトトラップにしていた。


台湾のアリ調査_a0247891_15140161.jpg
他の昆虫を捕らえたアブの仲間。


台湾のアリ調査_a0247891_15141345.jpg
湿潤な林内の樹幹にはたくさんのランが着生している。


台湾のアリ調査_a0247891_15141840.jpg
そういった森では着生ランやシダの仲間の目につきぶりがすごい。かつての沖縄は、特に着生ランはこんな感じでたくさん生えていたかもしれない。


台湾のアリ調査_a0247891_15142269.jpg
沖縄にもいるアカアシホソバッタとモリバッタを足した感じのバッタ。


台湾のアリ調査_a0247891_15142671.jpg
クロギリスの一種!沖縄や屋久島にも近い仲間がいて、いかにも琉球を思わせる種。いるのねー台湾にも。


台湾のアリ調査_a0247891_15144125.jpg
Reduviusと思われるサシガメの幼虫。沖縄のチャイロサシガメの幼虫によく似ている。


台湾のアリ調査_a0247891_15144560.jpg
ヒキガエルの仲間。うっすら見たいと思っていたヘリグロヒキガエルではないみたい。


台湾のアリ調査_a0247891_15144947.jpg
カジカガエルの仲間?顔つきはそんななんだけど。


台湾のアリ調査_a0247891_15145496.jpg
八重山にいるクロイワオオケマイマイに似たカタツムリ。


台湾のアリ調査_a0247891_15150833.jpg
青ハブを見に森林公園へ。ここの竹林には結構いるような書かれ方。


台湾のアリ調査_a0247891_15151388.jpg
ちゃんといた!なんともきれいなヘビだこと!竹林内はほぼ緑一色なので、裏面も緑色のこの青ハブは周りの環境によく溶け込んでいた。


台湾のアリ調査_a0247891_15151839.jpg
灯火にて。高級感のある蛾。実に多様な蛾が飛んでくる!良さがピンとこない無知さがつらい。


台湾のアリ調査_a0247891_15152690.jpg
沖縄にもいるトラガモドキの仲間にも似た蛾。



台湾のアリ調査_a0247891_15154658.jpg
基本、宿には寝るだけに帰ってくる。それにしては贅沢で立派な場所だったなあ。


台湾のアリ調査_a0247891_15154908.jpg
寝る前に採った虫やそのデータを机で整理する。『月のしらべと陽のひびき』**を聴きながら。なんかそんな気分。


台湾のアリ調査_a0247891_15161501.jpg
大きな木にウロが開いていた。冷静に努めたけど、良い虫がすごくいそうで興奮冷めやらぬまま潜ってしまった。
ハチやらヘビやらがいて危ないかもなのでもっと慎重にしないと。


台湾のアリ調査_a0247891_15163538.jpg
なんでこんなにおいしいのか。店主さん教えてくれ。



台湾のアリ調査_a0247891_15165025.jpg
慣れた手つきでおいしいものを揚げていく!



10日間に及ぶ今回の台湾調査では、いただいたサンプルも含めて、おおざっぱにですが全部で77種ぐらいのアリを確認することができました!

なかなかの種数ですが、今回同行させていただいていた研究者の方々の対象が主に甲虫であり、その調査範囲で僕がアリを探している状況だったので、アリを主眼で場所を選んだわけではありませんでした。

調査エリアも比較的標高の高いところばかりで、平地ではほとんど調査を行いませんでした。
そういった状況からすると、アリ目線でもっと細かなポイント選択や地点によって労力のかけ具合を加減して調査していたら、さらに平地でもじっくりと調査をしていたら、より多くの種数が採れていたと思います。

台湾って、想像以上にアリ影が濃くて、改めてすごいと思いました。

これはもう、何回も通うしかありませんね。
どんなアリに会えるのか、楽しみすぎます!


最後になりましたが、皆さま、良いお年をお迎えください。
来年もアルカエの昆虫活動をどうぞよろしくお願いします!




*大学機関の関係者として許可を受けて、採集禁止種以外の種のうち研究に必要な分類群だけを採集しました。
**エフエム福岡の制作した古代中国と現代日本を舞台にしたラジオドラマ。とても好きな話で、初めて聴いたとき、車内で手に持った大好物のにんにくマヨたこが楊枝に刺さったまま全く進まない状況で聴き入ってしまった(咀嚼音で聴こえが鈍る)。その後製作された舞台も見に行ったし、ラジオドラマも定期的に聴いている。

それともう一点、大事なことを忘れていました。台湾と言えば、僕は小学生の頃から、台湾出身の大女優ジョーイ・ウォン(王 祖賢)が大好きなので、今回、随所で『彼女昔ここに来たことあるかも』妄想でときめいていました。宿で睡眠時間を削って出演映画を2本観ました。もちろん同行者の誰にも言いませんでした。幸せでした笑。

# by archae88 | 2024-12-31 11:56 | ●虫 | Comments(0)

ベンガルは心が真っすぐ

部屋に置いてある作業台の、ある部分から
『カリカリカリカリ。。』って盛んに音がしています。。

?カミキリムシの幼虫でも材に入っているかな??
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05330332.jpg




なんて気にしていたら、1匹のハチが現れた!
メタリックブルーがとてもきれいなヤマトルリジガバチでした。
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05505102.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05505981.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05511137.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05512720.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05504425.jpg
出てきたハチは特にあわてる様子もなく、でも外に行きたそうにうろうろウロウロしています。
おとなしいハチで、つまんだりしない限り刺されることはほとんどないです。




ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05362092.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05331221.jpg
よく見ると、作業台の下のねじ穴というねじ穴に巣が作られているではありませんか!
去年の年末まで半屋外に出しっぱなしだったテーブルなので、ハチたちがそのあいだに巣をこしらえていたんですね。




ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05372561.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05371241.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05370214.jpg
ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05365092.jpg
このあと、別の穴から出てきた個体の、出てくるときの動画が撮れました(よかったら動画を載せたFBものぞいてみてくださいね!)。

この日は3匹のハチが個々の穴から出てきましたが、すでに出たあとと思しき穴がいくつかあって、これにも心当たりがありました。

最近家の中で飛んでいるハチをよく見かけるなと思っていたら。
まさか作業台から出てきていたとは。

ヤマトルリジガバチは、幼虫の餌となるクモを捕らえてきて巣穴に運び込むと卵を産んで蓋をします。
巣穴として、竹の空洞、サッシの穴、なにか置物の穴など、すでに開いている穴を利用します。

そしてこの時期に羽脱(蛹から羽化し外界へ脱出すること)するんだなー!
勉強になりました。
(しかし、このまま行くと、作業台の下の閉じた巣穴の数から、あと27匹出てくることになります。。)


よく似た種にベンガルルリジガバチという種がいますが、こちらは腹柄節(見かけ上の腰と腹の継ぎ目の細い部分)が真っすぐです。
腹柄節が湾曲しているヤマトとは「ベンガル(俳優さん)は心が真っすぐ」と識別点をおぼえたものです。懐かしい。



ベンガルは心が真っすぐ_a0247891_05513638.jpg
このハチだけでなく、家の中で右往左往して困っている虫を見かけたら、虫のためにも人のためにも、できれば近くの窓をそっと開けてやって、外に出るよう促してやってくださいね!



ところで、ジガバチって似我蜂と書くそうです。

今回のヤマトルリジガバチはクモを自身の幼虫の餌として与えますが、別種のジガバチでガの幼虫を与える種がいて、このガの幼虫を巣穴に運び入れる時に立てる羽音があって、この羽音が『ジガジガジガ。。』と聞こえるそうです(聞いてみたい!)。

これを『似我似我似我。。我に似よ!』という言葉になぞらえて、何か教えを説く際の見本のようなものとして書物に伝えられているそうです。
原典はとても古い時代の話みたいで、ミツバチ-蜜蜂と並んで現代でも同じ和名が用いられている昆虫の一つだそうです。
それぐらい人の生活の中に浸透していた虫、ともとれるでしょう。

ミツバチは蜜や蝋が採れるので人々の生活との結びつきが感じられてどこか納得なのですが、ジガバチってそんなに意識する虫でしょうか。

でも想像してみたら、自らの巣穴にクモやイモムシなど、自分とはまったく異なる蟲を運び入れたかと思えば(変な音出しながら)、それが運び入れたハチそのものの姿となって穴の中から現れる様を目撃すると、昔の人はさぞかし驚いたでしょうね。
様々な情報が蓄積されている現代、ジガバチの生態を大まかに本などで知っている僕も今回目の当たりにして驚きました。

布教や教訓などにその生態を重ねて、羽音もそういう風に聞きなし、身近にある確かな神秘としてジガバチが人々の心に根付いていたのもわかる気がします。

ヤマトルリジガバチもジガジガ羽音を出すのでしょうか?
聞いてみたい!!







# by archae88 | 2024-04-04 20:43 | ●虫 | Comments(0)

北大東島

アリの調査で北大東島に行ってきました。
目当てのアリには出会えませんでしたが、いろいろ勉強になりました!(本音はアリが見れなくて引きこもりたいぐらい悔しいです)

大東島は海洋島なので、これまでの歴史の中で大陸とつながったことが無く、島の陸地ももともとは海底だったので、現在島に生息しているアリの100%が言うなれば外来種のアリです。
海岸への漂着物や人間の活動に随伴して島外より侵入したと考えられています。

とはいえ今年や去年の話ではないので、大東島で固有種となっている珍しいアリもいます。
そのアリのことを調査して保護に役立つ基礎的なデータを集めたかったのですが、ダメだったのでしたー!!

もちろん探索不足で発見できていないだけかもしれませんが、島のあちこちでかなりの高密度で見つかるツヤオオズアリという生命力の強い外来アリの存在が気になります。
それとススキに多いルリアリも。
これらのアリが以前と比べて蔓延るあまり、固有種のアリの方は圧迫されて数を減らしているのかもしれません。

次は一層力を尽くして南大東島を調査してみたいと思います。


北大東島_a0247891_13212516.jpg
島の一角に持ち込まれ謳歌しているサボテン。


北大東島_a0247891_13215924.jpg
北大東島_a0247891_13214406.jpg
動物に食べられて種を運ばせたい植物の実はだいたい人も食べやすい造りだけど、こいつはそれに頼っていないのかな。鳥かな?先端付近にあるトゲがしょーもない見た目ながら指によく刺さる。味も若いすももみたいで甘くないけど、なんかおいしい。ドラゴンフルーツのような赤い汁に食べた指が染まる。



北大東島_a0247891_13213934.jpg
宿の共用風呂場の扇風機。今まで見た中で最もペラの露出度が高く、背の高い一見さんは危ないかも。




北大東島_a0247891_01193505.jpg
北大東島_a0247891_01194341.jpg
クワの実は枝を手繰ってダイレクトに食べるともっとおいしいと気づいた45の春。



北大東島_a0247891_01221122.jpg
かつて採掘されていたというリン鉱石が道端に露頭している。肥料の原料となるリン鉱石は、1950年頃まで採掘されていたらしく、今では当時の面影が遺構として保存されている。リン鉱石は、もともとはアホウドリやアジサシといった海鳥のふんが発端で、ふんに含まれるリン酸と、島を形成する炭酸石灰が結合・堆積してできたものらしい。はるか大昔、今からは想像もつかない海鳥たちの楽園がここにあったということ。


北大東島_a0247891_01215699.jpg
北大東島_a0247891_01214579.jpg
ハマイヌビワの実。潮風と貧栄養に強く海辺でよく目につく。実つきのよい株はハッとする可憐さ。



北大東島_a0247891_01201512.jpg
ダイトウワダン
豆腐とあえるととても美味しいニガナの変種(同種だけど形が変わってて区別できるやつ)で、南北大東島に固有とされる。食べてみたいー。



北大東島_a0247891_01202623.jpg
北大東島_a0247891_13214921.jpg
クチナシがもう咲いてる。ホソヒラタアブが来ている。雨上がりの神社で境内までの参道が、甘い香りと優しさに包まれている。




ダイトウメジロは大東諸島の固有亜種で、島のあちこちで姿や鳴き声が観察される。沖縄本島のメジロと比べるとあまり人を恐れず、1メートルぐらいまで寄っても首をかしげるだけで逃げない。
北大東島_a0247891_01200345.jpg
北大東島_a0247891_01195668.jpg
子育ての真っ最中らしく、親鳥たちが餌捕りに奔走している。親鳥が餌を持って巣に戻ると、雛たちは精一杯鳴いてねだるため、森のなか耳を済ましていると、遠近様々な場所から雛たちの「チーチーチー!」の声がして、なんとも言えない愛らしさと、親鳥たちの仕事の大変さが伺える。



北大東島_a0247891_01204026.jpg
オガサワラヤモリ。この50年ほどの間に、人為的な持ち込みによって琉球諸島に移入されたとされるヤモリで、海岸でよく見つかる。ぷるんとした質感と大胆な模様で、個人的に好きなヤモリ。メスのみで増えオスがいないという、どこか掴みどころのないようなところも良い。大東島は固有のクローン個体群*がいるようだけど、こいつもそうなのかな。
*南北大東島の個体群は移入ではなく在来であると先輩から教えていただきました!



北大東島_a0247891_01223283.jpg
宮古島から移入されたとされるミヤコヒキガエル。夜の林床に少なくない。



北大東島_a0247891_01212314.jpg
北大東島_a0247891_01211100.jpg
洞窟の入口にて菌にのまれしクモ。野生生物の世界は厳しくも健全なんだろう。




北大東島_a0247891_01225627.jpg
北大東島_a0247891_01230669.jpg
ホソミアダン
アダンと比べて集合している個々の実が細かく、熱帯フルーツのパラミツ感がある。
北大東島の固有種というが、あまりに分布が局地的なので、奇形な株なだけではないのかな?なんて思ってしまう。



そういえば、大東寿司食べそびれました!
あとインガンダルマも。
次の来島が待ち遠しいです。



# by archae88 | 2024-03-19 02:02 | ●虫 | Comments(0)

2024年 今年もよろしくお願いします!

新年早々、ワニガメ*のアニーの身体測定と爪切りをしました。
アニーは、僕が19歳のころから今までずっと飼育しているワニガメです。
当時は甲羅が500円玉ぐらいの大きさしかないべビーサイズでしたが、あれから26年、すっかり大人になっちゃって、誰よりも長い付き合いになりました。
2024年 今年もよろしくお願いします!_a0247891_08415273.jpg
体重測定。そーとー重くなってる!!娘に撮ってもらいましたが、スマホの一時的な不具合によりスクショ画像しか撮れず。

2024年 今年もよろしくお願いします!_a0247891_08420310.jpg
早く撮れえええ!の笑顔(アニー、重いうえに首と甲羅で強烈に指を挟んでくる!)。アニーは水から出されて不機嫌。



体重は4年前の測定値の約8キログラムから、今回約18キログラムに増えていました!
だいぶ重くなりましたが、種としては100キログラムを超えるものもいるようなので、まだまだライト級!


2024年 今年もよろしくお願いします!_a0247891_08421189.jpg
甲羅の長さは約33センチから約45センチになっていました!
大きくなったねえ!?アニー!
でもまだまだ、これも80センチ近いのがいるようなのでライト級。



2024年 今年もよろしくお願いします!_a0247891_08421856.jpg
爪切り。大型犬用の爪切りで慎重に切ります。間違っても噛まれてアニーを加害者にしていはいけない。深爪して血を滲ませてしまった。ごめん。



野生下では水底を歩くときに石などで自然に研がれていく爪も、飼育下では基本的にツルツルなので研がれずに伸び続けます。
そこで、定期的に人の手で手入れをする必要があるのだけど、伸ばしすぎてしまった。あいだをあけて春ぐらいにまた切ろうね。

物心ついた時から、巨大な生きものを採る、育てることに惹かれてやまない私。
アニーとは、『ベビーサイズから育てたワニガメの大きさ大会』で世界王者を目指そうと思います!(そんな大会はたぶん無いけど)
次の身体測定も4年後に。

アニーともども今年もよろしくお願いします!



*ワニガメ
北アメリカ原産の大きなカメで、スッポン類を除いては世界最大の淡水性のカメではなかろうか。
日本では、「ペットが捨てられた巨大で危険なカメ」の話題として有名かもしれない。
実際には、原産地の生息環境の悪化などで野生の個体数の減少が危惧され、ワシントン条約などで保護されている、希少で、ものすごくかっこいいカメ。捨てるなんてとんでもない話。
今年は辰年とのことですが、アニーもどこかドラゴン感があると思いませんか?
魔法映画風に命名するなら『ミシシッピ・ロックバック種(北米大陸に棲む岩のような背を持つ巨竜)』、かなー?笑





# by archae88 | 2024-01-12 01:17 | ●日々のこと | Comments(0)

八重岳の観察会、無事終わりました!

八重岳 秋の自然観察会は無事に終了しました!
お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!
今回の観察会は、1回目の11/12の天気が雨のちくもりだったので、晴れた11/19にも2回目の観察会を催行しました。

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_23191297.jpg
1回目の様子。こんな天気も楽しいもの。

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_23220418.jpg
大きなお友達(大人)にも、見てもらって、ときに触ってもらいます!


八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_18342685.jpg
アマミトガリナナフシ。数年前、昆虫力の高い友だち(参加者の一人で当時中学生)が、ナナフシは英語でwalking stickって言うことを教えてくれました。まさに歩く枝だね!それからというもの僕はいろんな人に得意げに英名を紹介しています。笑

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_23244893.jpg
みんな網さばきが上手すぎて次々と虫を持ってくるので、本当に僕の出る幕はありませんでした。。


湿った日の観察会は、カタツムリや両生類たちとの出会いが楽しいのですが、やっぱり八重岳の観察会といえば山の上の天界フィールドが醍醐味。
パリッと晴れた日に飛ぶ虫と山の景色も楽しんでほしい!と思ったのでした。
全国的に季節が急速に移ろうこの時期は、暖かかった沖縄にも冷たい北方の空気が日ごとに到着して、山は着実に冷え込んでいきます。
そんな中の暖かい日差しは、やっぱり虫たちにはたまらないようで、2回目は1回目の観察会にも増してチョウ、ガ、トンボが飛んでいました。

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_23453618.jpg
2回目の様子。晴れてるから上の方まで上がってみよう!(雨や霧が出ているときもいよいよ天界な感じでとても良いけど)

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_23460369.jpg
左側の下界に伊江島たっちゅーを見下ろして。

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_23474402.jpg
眼下に屋我地島、はるか向こうにやんばるの山々が見える。



アルカエの自然観察会では、参加された皆さまに、本物の生きた昆虫などをありのまま感じてほしいなーと思っています。
採集禁止の種や噛んだり毒のある種は別として、現れる虫をできるだけ、採ってみたら?と子どもたちにすすめています。
君ならこの虫、どうつかむ?って、採った後も様子を見ることが多いです。
この、虫(自分以外の身近でか弱い命)に対してある程度一貫して対応を任せるのが大事と思っています。
子どもたちは意外にも?虫を弱らせたくなくて、採った後どう扱っていいか訊いてくることがあります。
ここで、例えばチョウの鱗粉の大事さとか、長いこと手で持ってると弱ることなどを人に例えて話をすると、すごくちゃんと聞いてくれます。
このとき、命に対しての死への距離みたいなものを感覚的に感じとっているのかな、と想像しています。
これ以上やると弱ってしまうなとか、逆になんで元気なんだろうとか、そういったことに関心を示すことが多いです。
こういうことは知識ではわかり得ない大事なことだと思っているので、是非肌で感じてほしいです。


八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_08423424.jpg
八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_21110714.jpg
採った虫と一緒に虫カゴに入る。シンプルだけど楽しくて驚きがあります。チョウが指にとまったり顔にとまったり、好かれてる?



今回の観察会から『採った虫と一緒に入れる!巨人の虫カゴ』を設置しました!
大きなタープテントに採った虫と一緒に入るだけですけれど。笑
この試みは、虫を狭い虫カゴにずっと入れて弱らせないためだったり、虫を同じ空間で間近に観察することができるからだったり、自分が採った今日一の虫をみんなで一緒に観察できるからだったりと、いつもは逃げていってしまう虫と同じ空間で過ごすひとときがあってもいいな、むしろ虫カゴに入りたいな!と思ったのがきっかけで企画したもので、是非ともみんなで体験したいことでした。
セキュリティーが甘い!(隙間から逃げられる)とのクレームが数件寄せられましたが、好評でした!(その後、妻の正しい構造理解によりクレームは大きく改善されました)
観察できたら、みんなで、ありがとう!ってテントから逃がします。


八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_18534992.jpg
とてもきれいな蛾2種。同じ仲間で、上がサツマニシキ、下がオキナワルリチラシです。まさかここでサツマニシキまでが現れるとは思っていなかったので嬉しい!2種とも蛾だけど日中に活動する昼行性で、ヒラララララとゆっくり目で飛ぶ。鳥などに食べられないよう体内に毒を具えている蛾で、派手な色やゆっくりした飛び方は自らの危険性を天敵にアピールするためだと考えられている。

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_18535511.jpg
泡を吹くサツマニシキ。成虫は眼の付け根あたりから鳥などの天敵が嫌う泡を出します。オキナワルリチラシも出します。試しにこっそり、ちょっと舐めてみましたが、苦かったです(味ではそんなでもお腹の中で分解されて毒が強まって人でもダメージ、とかの可能性もないとはいえないので、真似しないでくださいね!)。


八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_18540694.jpg
裏面もすごくきれい!上オキナワルリチラシ、下サツマニシキ。


八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_20302133.jpg
なんとwalking stickの彼が、ナガサキアゲハの『有尾型』を採ってくれました!僕は初めて見ました!ナガサキアゲハの通常の個体は尾状突起(写真の翅のうしろにニョーンと伸びている部分)が無い無尾型なのですが、まれにメスの中に写真の個体のように有る個体が現れます。これを有尾型といいますが、めったにお目にかかれません!採ってくれてありがとう!


八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_21004928.jpg
秋になると、北風に乗って本土や朝鮮半島などから大移動してきたチョウが沖縄にたどり着きます!そんなチョウのうちの2種、上アカタテハ、下ヒメアカタテハです。ヒメアカタテハは山の上の方だけに現れた。みんな、こんな素早いチョウでもなんなく採るから、僕の出番はもう本当に無い!


コロナの影響でこの3年ぐらいできていなかった観察会ですが、久しぶりに来てくれる子やお会いする親御さんもいて、その元気なようす、子の成長した姿に、なんだかとっても感動してしまいました。
初めてお会いする方も、こうした機会に足を運んでくださるということは、自然を感じたいお気持ちがあると思うので、自然を楽しむ引き出しが増えるきっかけになるといいな、なんて思います。

来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また来年も開催しますので、是非遊びに来てくださいね!

八重岳の観察会、無事終わりました!_a0247891_08433407.jpg
みんなで全力やっほーしました!今回の観察会で一番盛り上がりました。笑


# by archae88 | 2023-11-24 08:33 | ●自然観察会 | Comments(0)