ブログトップ

アルカエの日々のこと

archae88.exblog.jp

アダンとの別れ

去る9月22日にアダンが死にました。

アダンとは飼っていた魚のことで、ペット屋などに売っているいわゆる熱帯魚です。

アダンという名は妻がつけてくれたもので、日本での主な流通名(ペット名・商品名)はマーブルゴビーといいます。本来は東南アジアの河川に生息するハゼの仲間です。

このアダン、2000年の1月2日に、当時住んでいた東京都にあるBELEMというお店で買いました。
だから、今年で12歳!購入当時、体長は10センチぐらいだったので、もしかしたら13歳かもしれない。
ハゼってこんなに長生きなんですね。

あれから、4回もの引越しを繰り返し、一緒に生活を共にしてきた相棒の一人でした。

90センチ水槽でずっと一匹飼いだから、寂しがりやでわがまま。気性は激しかったです。水槽に手を入れて愛でようものなら、不機嫌そうに体をゆすった後、「バンッ!!」って噛まれます。血も出ます。

水槽に指をつけても「バンッ!!」
生意気だったけど、今思えば、あれはコミュニケーションだったねー。

死因は、はっきりとしたことはわかりませんが、老衰ではないかと思っています。
外傷や発症が見られないことや、直前まで普段どおりの様子だったこと、何年ぐらい生きる種か不明だけど各ヒレや体表の様子からかなり高齢だったこと、などがその理由です。

餌(小魚やエビ)の捕食能力がやや落ちている気がしたこと、水質変化に気になる点はあったものの、正直死ぬ兆候に気づきませんでした。これは生き物を飼育する者からすると考えさせられるものがあります。



a0247891_3274011.jpg



a0247891_228711.jpg


妻の着替えをじーっと見つめるアダン。何かを思っているに違いないが、ついに喋ることはなかった。



a0247891_22144451.jpg


ちびアダン、かわいー。この頃は噛まなかった。小さい魚は餌として入れているメダカ。



a0247891_1115917.jpg


死んでるのにやっぱりお前はかっこいいな。アジアの淡水シーラカンスとはよくいったものです(よくいわないかもしれません)。




埋葬は、とある砂浜にしました。ここは、実家で飼われてきた犬達が眠る場所でもあります。相手は犬だけど、寂しくは無いだろう。骨になったら迎えに来るからね。


a0247891_125013.jpg


チリチリチリチリチリ……とイソカネタタキが鳴いてくれた。おやすみ。


あれから1週間が経ちました。アダンの家だった塩ビパイプの上にテナガエビが上っているよ。餌の身分としての緊張が解けたみたい。

今日は台風だ。妻と娘が供えた飾りも吹き飛んでいるかな。
[PR]
by archae88 | 2012-09-29 22:10 | 生き物 | Comments(0)
<< 夜中のお絵かき 人知れず生きる木 >>