森と月と鳥の夜

先日は母が来沖しており、キャンプをしました。

ＧＷなのにこの景色、ひとり（家族）占めでした。



海辺で波の音を聞きながらもいいけど、

山で鳥の声を聞きながら過ごす夜は、

とても心穏やかになります。

なのに…なぜかヒルに襲われる夢を何度も見てしまい、

夜明け前にひとり目が覚めちゃった。


アカショウビンの声にうっとりしながら、

ひとり、至福のじかん。



だったのに。なぜか今日に限って、みんな早起きでした。





ゆっくりゆっくりと夜が明けてゆくのを、ぼんやりと過ごして。

そのまま母に見せてあげよう、とヤンバルクイナを探しに行きました。

目ぼしい所へ行くと、2匹のクイナを見ることができ、母は大喜びでした。

ついでにミツバチの仕事もして、次の花に切り替えるため採蜜しました。

採れたてのはちみつをかけたパンと、湧水で淹れたコーヒーも片手に、

森を眺めながら一服しました。



ますます、森の育みを感じた２日間でした。

私たちを悩ませたこの春の長雨も、

いつかの森の糧となりますように。