今日は、慰霊の日。今年で戦後70年。
先ほど、娘と黙とうをしました。
黙とうを終えて、娘が言いました。
「みこと、へいわなときにうまれてよかった」
娘が元気に生れてこうして
私たちやおじいちゃんおばあちゃん親類と共に生きれているのは、
主人やみなさま方の沖縄のご先祖様がいたからです。
戦後もどんな想いで生きて来られたのか。
ただただ、今こうしてみんな元気で
生きれていることに感謝をするばかりです。
私のおなかには、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんもいます。
今年早春、主人のおじいちゃんの七回忌の時、
おばあちゃんが私の手を握り、
涙がでるほど嬉しいと妊娠を喜んでくれました。
おじいちゃんやおばあちゃんが繋いできた命を、
また繋いでいけることが私もとても嬉しい。
そうしてまた、私も祖父母に幼い頃から言われていたことがあります。
原爆は本当は福岡に落ちる予定だったけど、
その日、空が曇っていて、長崎に落ちたんだよって。
あの日晴れていたら。
私は生まれず、
長崎のどなたかの子や孫が生まれていたのかもしれません。
主人と出会い、こうして二人の子を授かれたのは、
ご縁であり運命だったと改めて感じます。
私と同じように、娘も自分の子供から
「へんわなときにうまれてよかった」と
同じ言葉が聞けますように。
戦争で亡くなられました方々へ。
心よりご冥福をお祈りいたします。