ついに、良い虫がよく採れるような、そんな時期になってきました(当人比)。
当たり前に巡る季節だけど、こういうのが幸せですね。
でも、この時期、嬉しくない虫も現れてしまいます。
オキナワオオアブ。褐色のストーカー。吸血性の大きなハエの仲間。

山やその周辺の野外にいると、どこからともなく飛んできて体にまとわりついてきます。
大きな虫だし、羽音も大きいから飛んできたらすぐにわかりますが、油断をしているといつの間にか体に止まっていてジクッ!と刺さしてきます。
痛いですし、なんか嫌です。
この日も、車で蜂場に着くと、早速何匹かやってきました。
コツ!
勢いよく飛んできて車にぶつかるから、ガジュマルの実ぐらいのものが樹上から落ちてきてあたったぐらいの音がなる。
上の娘は、一度このアブにたかられたことがあるから、割と真剣に恐れています(笑)
車のガラスにとまっているオキナワオオアブを、車内から、内側からじっくり見る。
ふと、一匹のアブの脚の先に何か付いているのに気がつく。

アップにしますと。。。

カニムシ(※)が付いていました!なんと!?
オキナワオオアブの脚を鋏ではさんで、カニムシがくっついていました!
カニムシがほかの生き物にくっついて移動する、って話は何かで読んだことがありました。
でも、この目でまさか見ることができるなんて。思ってもみませんでした。
しかもオキナワオオアブに!ストーカーにストーカーか?
このカニムシは、一体どういうつもりなんでしょう。
時折、アブは違和感を感じるのか、カニムシが付いている方の脚をしりしりって動かすのですが、カニムシはただじっと、ガチッとはさんでいます(笑)。うけるー!
しばらく観察していましたが、やがてカニムシを付けたオキナワオオアブはどこかへ行ってしまいました。
ネコバスじゃなくてハエバス。
ネコバスと比べて速すぎるハエバスと、それを意に介さず黙ってつかまってるカニムシが、なんとも、いい。
カニムシはどこで降りたんでしょうね。面白いっ!
※カニムシ
実際には何種類もいるが、今回の記事の種は不明。
普段は、森の中の落ち葉の下や草むらの土の中、木の幹のささくれた樹皮の下などで生活しているサソリの仲間。はさみに毒腺があり、他の小さな生き物を食べるが、人にとっては無害どころかほとんど存在を認識されていないのではないだろうか。
海外の種で、カミキリムシに乗って移動することがよく知られている。
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