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アルカエの日々のこと

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我が家の生きものたち

沖縄は今日、梅雨が明けました。
野はたっぷりの雨を湛えて、夏の蛹のようでツルツルです。
そうこうしていたら、かーちぺー(夏至南風)が梅雨を吹き払っていました。
生きものたちの気配が一年で一番濃い、初夏に突入です。

野の生きものばかりではありません。
我が家の生きものたちも、少し前からそわそわ活発になってきています。




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【チャイロサシガメ(※)の幼虫】
ミルワームの蛹を食べているところ。サシガメはカメムシの仲間なので口はストロー状(体液を吸います)。ミルワーム幼虫も食べます。


モクズショイ(※)のようだったサシガメの幼虫が、5月12日に羽化しました。
去年の5月13日に幼虫を採集して育て始めたので、ちょうど一年が経ったことになります。
なんとも凛々しい、チャイロサシガメの成虫になりました!




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【羽化したチャイロサシガメの成虫】
いつ見てもかっこよくてオッとします!


今のところ、沖縄本島産のこの手のサシガメの幼虫はみんなチャイロサシガメに羽化しています。
沖縄本島のReduviusはチャイロしかいないのでしょうか。
いや、そんなことはありませんね!出会うのが今から楽しみです。





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【アニー】
いつ見ても、惚れぼれして、ずっと見てしまう。
古代の面影の濃い亀。
ジッタリンジンが好きで、アニーという曲がまた好きなので、アニー。




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【ルアーリングするアニー】
ワニガメはルアーリングをします。自分の舌を水中でゆすって動かして、うすピンク色の舌をミミズに見立てて餌となる魚をおびき寄せます。


ワニガメのアニー。最強にして最重鎮。もう22年の付き合いになります。
ペットショップで購入した当時、500円玉サイズぐらいの赤ちゃんだったのに、今では大きなフライパンぐらいになりました。
ワニガメを飼おうと決意したきっかけは、本州に住んでいた頃ペットショップにいた、甲長が70㎝を超えた個体(アニー現在甲長約33㎝)を見たときの衝撃でした。
人間の大人のそれよりも大きな頭部、亀であることを忘れてしまう象牙のような爪。水底に潜む熊のような。
その個体のあまりの怪物感に、心奪われたものでした!
アニーがそうなるのを一番近くで見ていたいのですが、その前に、僕の寿命が尽きるかもしれません。
それぐらい長生きの生きものとしても知られています。





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【カレハちゃん】
一年前からすると、あまりにとんでもない光景です。我ながら、よくやる!と思うぐらい、実は苦手なんですこの毛虫!でも過剰に苦手なのはやめたいのです!


沖縄の野生生物の中でも、僕が最も恐れている生きものの一つです。イワサキカレハという蛾の幼虫です。
今はまだ小さいほうで、最終的にはボールペンぐらいの大きさになる毛虫です。
この毛虫と森の中で出会い、怖気づいてしまい、仕方なく森を出た経験が多くあります。
存在に気づかずうっかりさわって、背中の毒針毛が指にびっしり刺さって、痛痒い思いをしたこともあります。
でも、痛いとかそんなのを超えて、なんか知らないけど、とても苦手なのです。心からこわいんです。。!
虫採りのために少しでも集中して森にいたいし、過剰に苦手なのがなんかいやなので、飼ってみてます。
今年の目標の一つなんです。4月から家にいます。
しかし、まだまだ、今にもくじけそうなぐらい、本当にこわい!





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【女王イリー】
奥にいる体の大きい個体が女王アリのイリーです。
サワアシナガアリのコロニーを飼育しています。





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【働きアリ(ワーカー)と蛹たち】
色づいてきた蛹はそのうちに歩き出します。


沖縄本島中部産のサワアシナガアリのコロニーです。
クイーンのイリーと、ワーカーであるその娘たちです(アリは働きアリは全部メスです)。
最近、娘たちの妹がどんどん生まれてきて、巣が手狭になってきています。
さらに、オスも生まれてきたのですが、これがまた珍妙な姿をしていました!





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【サワアシナガアリのオス】
中央の地面を歩いている翅の生えている個体がオスです。
だいぶ変わったかたちをしています。これだけ単体で野外で出会ったら、サワアシナガアリのオスだとはまず気づかなかったです!


サワアシナガアリのオスは初めて見ました。
このかたちに一体何の意味があるのでしょうか。。見慣れているつもりの生きものでも実は知らないことばかりでまったく油断なりません。。
ちなみに、このコロニーは沢に住むGとはちみつとチーズが大の好物です。
ガマアシナガアリの生態研究の一環で飼育を始めましたが、それ抜きでとても大切な存在になりました。
アリって、採っても飼っても面白い。





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【ボタン】
いつかのメリークリスマスに娘のもとにやってきたコザクラインコ。
ボタンインコじゃなくてコザクラインコのボタン。
『チッチッチッチッ! ボタン!』って、やさしく舌打ちして犬を呼ぶような感じで自分の名前を喋ります。
少し凶暴ですが、なにかとこちらを意識していてかわいいやつです。





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【植物たちはこんな感じ】
観葉植物から沖縄の自生植物まで、いろいろ植わってます。
最低限の剪定しかしないので森化しています。。
季節によってその時々の花を咲かせて、実をつけたりして、いつもなにか発見があります。
いつか思いっきり植えてやりたいです。





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【先日庭で咲いたノボタン】








※チャイロサシガメ
日本本土から西表島まで、大きな木が生えている良い森に限ってすんでいる肉食性のカメムシ。
幼虫は、モクズショイというゴミをまとったカニのように、木屑などをまとった隠蔽的な姿をしている。
餌は市販のミルワーム、レイアウトはダンボールの切れ端で成虫までよく育つ。

by archae88 | 2020-06-12 16:27 | ●生きもの | Comments(0)
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